入社動機と現在の仕事について教えてください。

自宅からの距離が近く、 安定が見込める自動車関連企業というところが決め手でした。
入社から仕事に恵まれ、プレスオペレーター→課内品質担当→金型メンテナス→生産技術→現職の金型調達と、プレス領域の入口から出口まで経験させて頂きました。
現在は、FEG社内のキャパを超えた金型を、協力メーカーにて手配及び、推進業務を担当しています。

仕事をしていく上で大切にしていることは何ですか?

少しでもロスを削減するように心がけています。
時間のロス、費用のロス、などの削減です。担当レベルの力で大きな利益を生み出すことは困難です。そこで、小さいところでも会社の収益につながるように無理・無駄の排除を心がけ、業務に従事しています。

双方が満足のいく金型を
作り上げることが目標

仕事での印象深いエピソードについて教えてください。

初めて、海外に金型を送り出し、現地スタッフに感想を聞いたところ、「まぁまぁ」という評価を頂いてしまったことです。私としては、満足した金型を送り出しましたが、海外現場での評価はいたって普通。評価の理由としては、「日本の金型はコンパクトにまとまっているため、体の大きな欧米人には扱いにくい」という印象を与えていたことでした。
一言に、いい金型といっても、受け取る人によって感じ方は様々です。自分の物差しだけで推し量ることは一概に良い結果につながらないことを学びました。

今後の目標を教えてください。

作り手と使い手がともに満足できる金型の手配を可能にしていきたいと考えています。
FEG型調達課は、協力メーカーと、お客様をつなぐ役割を担っています。費用や、日程など、作り手と使い手が考える理想像は必ずしも一致しません。そのギャップを、自分の持つ知識や経験で補い、双方が満足のいく金型を作り上げることが目標です。